家1 葛飾区と実家について
2024年04月02日
家1 葛飾区と実家について
私の母は北海道の日本海側の海と山の間が出身地らしい。ある日バイクに乗って本州の一本道を南下していたら道が二手に分かれたそうです。そこは葛飾区の金町(柴又だったかも)という場所で、母はバイクを停めて、暮らし始めたと言っていた。これについてはいつかもう一度確認してみないといけない。今調べたら東北からの一本道はあったけど金町も柴又も通っていない。ママは私に似てよくテキトーを言う。
パパも北海道出身だけど太平洋の方なのでママと真逆です。どうして2人は北海道を出て、どうやって会って、どうして東京の中でも葛飾区に住んでいて今も住み続けているのかわからない。今度聞かないといけない。
親と故郷がちがうことをさみしいと思う人がいそうだな、と公文に行く道を歩いているときに思ったのを覚えている。自分がさみしいのかさみしくないのかはわからない。
実家という言葉がありますが、このママとパパたちの住んでいる葛飾区のマンションの一階の3LDKのことを実家と呼ぶのはしっくりこない。
だから自分の頭の中で呼ぶときや友達と話すときは「ママとパパの住んでいるいえ」と呼んでいます。私は小さな妥協ができるので場面や相手によっては実家と呼ぶこともあります。本当は納得していないけどね、と思いながら。