家1 葛飾区と実家について

2024年04月02日
家1 葛飾区と実家について

 

私の母は北海道の日本海側の海と山の間が出身地らしい。ある日バイクに乗って本州の一本道を南下していたら道が二手に分かれたそうです。そこは葛飾区の金町(柴又だったかも)という場所で、母はバイクを停めて、暮らし始めたと言っていた。これについてはいつかもう一度確認してみないといけない。今調べたら東北からの一本道はあったけど金町も柴又も通っていない。ママは私に似てよくテキトーを言う。

 

パパも北海道出身だけど太平洋の方なのでママと真逆です。どうして2人は北海道を出て、どうやって会って、どうして東京の中でも葛飾区に住んでいて今も住み続けているのかわからない。今度聞かないといけない。


ちなみに私の本籍地は葛飾区宝町というところです。近くにタカラトミーの本社があります。(宝町行ったことない。本籍地ってなんなんだ?)


小学校、中学校の友達の親も大体東京以外から来ていたように思います。だからおばあちゃん家はみんなばらばらでした。これって葛飾区以外とか、東京以外でもよくあることなのかな。


小学校の頃父方のおばあちゃん家によく行っていた。(母方は一度も行ったことがありません。)北海道はマンションがないし、雪が降るし、デカ畑もあるし、スーパーは一階建てで駐車場が校庭よりも広かった。


親と故郷がちがうことをさみしいと思う人がいそうだな、と公文に行く道を歩いているときに思ったのを覚えている。自分がさみしいのかさみしくないのかはわからない。


高校卒業までずっと葛飾区に住んでいた。マンションの一階の3LDKに5人とのんちゃんという犬が住んでいた。(やどかりやインコや蝶などが住んでいたときもあります。)今は兄②とママとパパと猫2匹が住んでいる。

 

実家という言葉がありますが、このママとパパたちの住んでいる葛飾区のマンションの一階の3LDKのことを実家と呼ぶのはしっくりこない。


「家」については、マンションの1室は家ではない気がしていたから。実家というのは遠くのおばあちゃんが住んでいる一軒家のイメージがありました。しかしこれは、高校に入るとおばあちゃんやそれよりもっと前の代から東京に住んでいてしかも一軒家に住んでいる人がいたり、大学に行ったら鹿児島のマンションの一室が自分の実家だと言う人もいたりしたので考えが改まった。


次に「実」について。こんな手強そうな漢字をわざわざ家の前につけてどうしたいんだろうと思う。もしこれが「み」という意味で、葛飾のマンションの一室がドデカ梨を3LDKにくりぬいて造られているなら全然実家と呼べるけど。ほんとうの家、とか実体のある家ということなら、全然呼べない。

 

だから自分の頭の中で呼ぶときや友達と話すときは「ママとパパの住んでいるいえ」と呼んでいます。私は小さな妥協ができるので場面や相手によっては実家と呼ぶこともあります。本当は納得していないけどね、と思いながら。
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