【生活実験練習:パーマ】
【生活実験練習:パーマ】
・脳の隙をつこう!
・ひき肉
・サムギョプサル
綺麗な髪型にあこがれているので、美容院に行くことにしました。美容院に行ってみたいなとよく思うのですが、どの美容院でどういう髪型にすればいいのか悩んでいるうちに悩み疲れて寝てしまいます。美容院って神社くらい多いんじゃないかというくらい多いです。
検索すると本当にたくさんの美容院が出てくる。一つの美容院に5人くらい美容師がいるとすると、東京には何万人も美容師がいて、美容学校とかに通ったんだと思うと、その何万人の美容師の美容学校時代の思い出の量を考えると脳みその容量が一瞬でパンクしてしまう。プラネタリウムで地球から太陽系全体までズームアウトされていくのを見ると体内定規がプっチン!と壊れるときの感じです。
その上、美容院の謳い文句は聞きなれないのでどう判断すればいいか分からない。「愛されヘアー」とか、「褒められる髪に」とか、「100パーセントオーガニック」とか、「透明感のある髪に」、とか「話題の」とか、いろいろ言っているけど、美容院ごとの違いはよく分からない。美容院に行きたくなるたびに検索して、その果てしなさに手も足も出ません
!!しかしそれは嘘で、出ないのは、脳だけ、ということがあります!!
手も足も出ない、と脳が思っているのです。実際、脳の隙をつけばぜんぜん手を出せるときがあることに私は最近気づきはじめました!!!
ので、私は美容院や髪型について脳みそがノックダウンしたとき、すかさず手を動かし、「今日、午前、パーマ、カラー、一万五千円以下、東京23区」と検索したのです!そしたら、結構絞れて、上野か、下北か、表参道かになった!3択でも悩みます。だがここまで来れたのに負けるわけにはいきません。わたしは10分くらいまた脳みそに主導権をとられたが、隙をつき表参道を選択し、予約した!
もう3時くらいだったけど、緊張して全然眠れなかった。4時間くらい寝て、表参道行って、椅子座った。
椅子座ったら、前に鏡があって、鏡の自分が急にいとおしく思えて、もし髪型を失敗して、このいとおしさが減ったらどうしようと思った。だけど美容師さんが「前髪は自分でやってますか?」と言いながら、わたしの前髪の前と左と右をそれぞれ1回ずつ切ったら、私の前髪がとってもキュートになったので、心配することはなかった。プロはすごいです。
・美容師さんたちが皆可愛かった
・美容院はIpadでいろんな雑誌がよめる。わたしは釣り雑誌と鉄道雑誌を流し読みした。かなり面白かったから、また読みたい。釣り雑誌には同じ種類だけどいろんな大きさの魚を持ち上げているいろんな釣り人の写真が数ページにわたって掲載されていた。
私は、スーパーで肉を買うとき、ひき肉を買おうかなと思うことがあまりない。それはひき肉は2匹以上の肉が混ざっているんじゃないかと思って、それがちょっとぎょっとするから。切られて床に落ちた私の髪の毛が、ほうきで隣の人の髪の毛と一緒になって遠くに運ばれちゃったのを鏡越しに見て、ひき肉だなと思った。実際のひきにくは1匹の肉なのかな、どうなんだろう。
美容師さんが、あなたはカラーをしないほうがいいです。パーマだけやりましょう。と助言してくれたので、そうしてもらった。職人の手つきでパーマのクルクルをつけてくれて嬉しかった。
表参道で友達と会い、パーマをお披露目した。散歩してたらピカソ展やってたので、表参道のパーマとピカソと私。ピカソの器を実際にみれて、スーパーラッキー。美容院に行けてよかった。迷ったら、脳の隙をつこう!渋谷でサムギョプサル食べて、ウマカッタ