旅行は生活の実験と練習になる

旅行は生活の実験と練習になる

観光客向けの飲食店街を抜けて、昼ごはんをぐるぐる探していたらよさそうなところをみつけた。いろんな葉野菜とわかめにご飯とおかずを包んで食べる食事が出てきた。こういうおかずがたくさんあるやつを食べてみたかったので嬉しい。

これは1万ウォン。私がおとといカジノで15秒でなくなったのも1万ウォンだったし、こんなビューティフル昼ごはんも1万ウォンで、お金は面白いね。

スープは2個から選べて、〇〇と△△どっちにしますか。と聞かれたので、〇〇は何ですかと答えたら、△△が無難ですよと教えてくれたので、では無難な方でと答えた。無難は韓国語でムナン。調べたら〇〇はどじょうスープで、△△は味噌スープだった。確かに味噌のほうが無難だね。いい店を見つけられて嬉しい。後からお客さんが2人入ってきて、2人だけど私と同じ量の葉っぱとおかずを出してたので、この量は1人分というより、一回の食事分なのかな。

食堂のテレビでは田舎暮らしのおじさんの特集が流れてた。海のことを洗濯機と呼んで、魚を入れるような網に洋服入れて海につけてた。おもしろいね、海は洗濯機にもなるのか。

お腹いっぱいになった。葉っぱにご飯包むのいいね。いつも小松菜買ったとき、どう料理しようか迷っていたけど、茹でてご飯とおかずを包んで食べても良いんだということがわかった。私の料理のレパートリーが増えた。

店の蛍光灯×の形だった。エアコンは花柄。

その後また歩いていたら区役所を発見。求人があって、なんか東京より時給が高いかもと思った。釜山はフリーWi-Fiが多くて、親切。メールアドレスの登録とかもいらないからすぐ使える。Googleのカメラ翻訳おもしろい。区役所の6階に食堂があると書いてあるから行ってみたらもうしまってた。明日行ってみようかな。6階は屋上もあった。韓国ドラマでたまに屋上が出てくるから、おーどらまだ!と思った。

私は企業のフルタイムワーカーになったことがなく、仕事の場面はほとんど韓国ドラマでしかみない。この前、昼の神保町の蕎麦屋に行ったらサラリーマンやサラリーウーマンがグループで食事をしていて、おー!かんこくどらまみたいだ!と思ったけど、それは私がサラリー生活をしないで韓国ドラマばかり見ているからだなと思う。

ゲストハウスを出るまでは海に行こうと思ったのに、全然予定と違う結果になっている。実際の世界は私の頭の中で設計する予定より全然複雑で未知数なので、予定なんて立ててもしょうがないなと思う。

海に向かっていたらおばちゃんがインスタント飲み物を売っていたので、そこでユルム茶を1000ウォンで買ってのんだ。おばちゃんにさっき食べた昼ごはんの話や、昨日食べてあんまり美味しくなかったかぼちゃのお粥の話をした。おばちゃんも「かぼちゃのおかゆは美味しくない」と言っていた。ユルムってなんですかと聞いたら、ユルムというのはユルムだと言っていた。そうだよね。

毎日ここで座ってインスタント飲み物を売っているらしい。それいいね。

海に着いたらWi-Fiが繋がった。この街は優しい。だから今これを海の目の前で書いている。Busan Wi-Fiのセキュリティがいかほどなのか、私はしらないけど、まあ、いいよん。

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