ももと先生1

先生:ひさしぶりですね。体重が増えましたね。よかったです。

もも:はい。ひさしぶりです。体重は、東京に1カ月いて4キロ増えました。それで、福岡に戻って2週間で2キロ減りました。

先生:そうですか。顔色も良くなった気がします。

もも:そうですか、すこし、お化粧をしているからかもしれません。

先生:へえ、やる気はどうですか。最近。

もも:えーと、前よりは結構よくなって、ると思います。まだ週に一回くらい、動かなくなります。催眠術にかかったみたいに動かなくなります。

先生:そうですか。

もも:はい。えーと、でも、体が動かないのが自分に馴染んできました。動かない時は、しょうがないと思って、じっとしたり、自分を観察したりして、動くようになるのを待ってます。

先生:そうですか。悲しくなったりしなくていいですよ。

もも:はい。春なので、外にでて自転車をこいでいるときとかは、特に気分が高揚します。自分が世界で一番幸せ者だと思うくらい幸福な気持ちになります。不安なことはなくて、緑も風も私も宇宙も理解するしないの枠からでて、これが調和かな?という気持ちになります。

先生:そう

もも:はい。えーと、誰も死なないし、自分も生から死への道程を外れて、踊るような気持ちになります。現にスーパーマーケットでBGMをきくと、踊りたくなります。知らないおじさんおばさんとすれ違うときお話したくなります。

先生:へえ。そうですか。

もも:体が動かないときと同じようにこっちも自分で制御できる、わけじゃないので、気分が踊っているときも私はじっと待っています。

先生:制御できないと自分のしたいことが出来ないね。困ったね。

もも:春なので、とりあえず、もうちょっとこのままにしてみようと思います。


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